掲載日：2022年01月04日

2022年の新春を迎え謹んで新年のお慶び申し上げます。

昨年も引き続き新型コロナウィルス感染症の流行（第5波）により、天草圏域でも感染者が多くみられました。幸いにも当法人内施設においての感染はみられませんでした。全国的な緊急事態宣言も解除となり、その後は県内での感染者数も認められない日が多くありました。しかしながら、12月に入ってからは新たな感染力の強いとされる変異株（オミクロン株）が国内でも認められ、年末まで何かと気を抜けない1年でありました。第6波がいつ訪れるか分かりません。職員ひとりひとりの意識を高くし、感染防止対策もより強化していく必要があると考えています。

今月下旬から、高齢者を対象とした3回目の新型コロナウイルスワクチン追加接種も始まります。より早く、より多くの皆様に3回目のワクチン接種が行えるように行政とも連携しながら接種体制を整えたいと思っております。

そして、今年は2年に1回の診療報酬改定の年となります。地域における当院の役割である「かかりつけ医」機能を十分に活かし、中長期目標でもあります「面倒見のいい病院・介護施設」となることを目標に今年もこの天草圏域におきましてよりよい医療・介護サービスを提供していき、地域の中で突出した存在となることができればと思っております。

本年が皆様にとりまして安全で健康な良き年となりますことを祈念して、新年の御挨拶とさせて頂きます。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　社会医療法人稲穂会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　理事長　永野忠相