お知らせ

新年ご挨拶

掲載日:2023年01月04日

2023年の新春を迎え謹んで新年のお慶び申し上げます。

昨年の新型コロナウィルス感染症の流行(第7波)では、住宅型有料老人ホームや介護老人保健施設におけるクラスター発生で入所者の皆様にはご不便をお掛けし、ご家族様にもご心配をお掛けしました。先月からは再度流行の兆しも見え始めており、第8波に備え当院では基本的な感染防止対策の徹底に取り組んでおります。また今後は感染症法の見直しや人々の生活様式に伴い、コロナ後にどのようなよりよい医療・介護を提供できるのかを考えていく必要があると思います。

国では「かかりつけ医機能報告制度」の導入も検討されています。地域のニーズや他医療機関との役割分担・連携を踏まえつつ、高齢者の持病(慢性疾患)への継続的な医学管理や健康管理相談も含めて、当院が「かかりつけ医」の役割を果たすことができる体制をより強化してまいります。さらに介護部門では、利用者一人ひとりの個別ニーズに応じた入所・在宅サービスの提供をしていく必要があると思っています。

職員の働き方改革については、昨年11月に宿日直許可を受けることができました。各業種の業務負担軽減、DX(デジタルトランスフォーメーション)も進め、まずは県内でも導入事例の少ないバイタル連携を行い、看護師の業務負担軽減にも努めていきたいと思います。

今年も引き続き「面倒見のいい病院・介護施設」を目標に、よりよい医療・介護サービスを提供してまいる所存です。本年が皆様にとりまして安全で健康な良き年となりますことを祈念して、新年の御挨拶とさせて頂きます。

                          社会医療法人 稲穂会

                            理事長 永野忠相

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