掲載日：2023年03月29日

経済連携協定（EPA）に基づく外国人候補者のドーティ・トアさんが看護師国家試験に合格しました。昨年合格したレーチーヒエウさんに続いて、当院2人目のEPA看護師が誕生しました。

トアさんは2021年11月にベトナムより来日され、当院で看護補助者として働きながら、勉強を開始されました。来日後の体調不良もあり、本格的に勉強を開始できたのは、10月からでした。10月から12月までは、午前中は現場にて実務の研修を行い、午後に2時間～4時間、1月からは丸1日を勉強の時間にあて、過去問やチャレンジ問題を繰り返し行いました。来日当初は日本語の理解や読む力、意味合いの違いに苦労することが多かったですが、繰り返しの勉強を続けてきたとのことです。

合格発表の3月24日（金）には、関係者みんなでパソコンを開き、なかなか開かないホームページの更新ボタンを押し続け、番号の「90044」を見つけた時には、大きな声を上げみんなで喜びました。

今後は、看護師として当院でさらなる飛躍を期待したいと思います。

尚、公表されているなかでは、熊本県内で唯一の合格者でした。