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新年ご挨拶
掲載日:2024年01月04日
2024年の新春を迎え謹んで新年のお慶び申し上げます。
昨年も新型コロナウィルス感染症の流行には大変苦慮したところもありました。
2023年5月8日より感染症法上、2類相当から5類へ変更となり、これまでの生活を少しづつ取り戻してきました。しかしながら当院内でも一つ病棟においてクラスターが発生したこともあり、医療・介護施設内では依然として気が抜けないところもあります。
今後も職員ひとりひとりの意識を高くし、感染防止対策もより強化していく必要があると考えています。
そして今年はいろいろなことが変わる年となります。
今年は6年に1回の医療・介護・障害福祉報酬の同時改定の年となります。また、2024年から5年間の第8次医療計画が策定されます。その中で、4月からの医師の働き方改革も含まれております。さらには介護保険法改正も行われ、各介護事業所に財務状況の報告が義務付けられるようになります。
今後、天草圏域では高齢化がますます進行し、労働生産年齢人口の減少も進みます。
制度も変わり、変化の大きい中での働き手の確保困難もあり、ますます知恵を絞ってよりよい医療・介護・障害福祉のあり方を検討していく必要があるかと思います。
本年が皆様にとりまして安全で健康な良き年となりますことを祈念して、新年の御挨拶とさせて頂きます。
社会医療法人 稲穂会
理事長 永野忠相