お知らせ

新年のご挨拶

掲載日:2025年01月06日

 2025年の新春を迎え謹んで新年のお慶び申し上げます。
 昨年は6年に1度の医療・介護・障がい福祉トリプル改定の年となりました。プラス改定ではありましたがベースアップ評価料中心に処遇改善に充てる項目が目立ち、物価高騰も相まって十分なプラス改定であるとは言えなかったように思われます。今後も診療材料、水光熱費の高騰は持続すると思われ、対応を考えていかなければならないと思っています。
 人材確保について、当法人では日本人の採用に加えEPA(経済連携協定)に基づく看護師候補生、特定技能実習生・技能実習生の受け入れも行っています。更なる教育体制の充実を行い、スキルアップ支援をしていければと考えております。
 天草圏域でも医療の提供体制が少しずつ変化しているように思われ、今後の実状にあった地域医療構想の必要性を感じています。国では2040年までに、診療所がない市区町村数は現在の4倍までに増加する見込みであると言われています。「地域で診る」を念頭に置き、天草圏域でも医療・介護・障害福祉のあり方を検討していく必要があるかと思います。当院もその一助となれるよう、かかりつけ医として地域医療に力を入れていく所存です。
 今年も天草圏域における医療・介護・障がい福祉分野において、少しでも
貢献できればと思っております。本年が皆様にとりまして安全で健康な良き
年となりますことを祈念して、新年の御挨拶とさせて頂きます。

                          社会医療法人 稲穂会

                            理事長 永野忠相

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